ホーム > お役立ち情報 > 撮影で気をつけたい構図のルール
撮影で気をつけたい構図のルール
写真を撮影する際、被写体ばかりに気を取られ、写した写真を確認すると必要のないものが映り込んでいたり、角度がずれていたりしたことはありませんか?
構図の基本的なルールを覚えておきましょう。
このルールを頭の片隅に入れておくだけで、グンと撮影しやすくなります。
構図についてどのようなルールがあるのかご紹介いたします。
構図の基本ルールを知っておこう

◆三分割構図について
撮影する画面を横と縦に三分割しましょう。
ラインの上もしくは交点に被写体を合わせて撮影することで「三分割構図」になります。
被写体を中央に大きく写す構図に比べて空間が広がり、バランスが良く大変見やすい写真が撮影できます。
人物や動物を撮影する際は、目線に合わせて空間を作る工夫をするだけで開放感がアップ。
風景撮影は水平線を三分割のラインに意識して撮影してみてください。
空を広めにとることで広々とした空間を演出できるはず。
今までと違った見やすい写真を撮影してバリエーションを増やしていきましょう。
◆対角構図について
動きを出したい写真を撮影したい場合は「対角構図」がおすすめ。
大きな建物や長い橋などを被写体にした際に、ファインダーの中の対角線上に置くこと意識するとダイナミックな雰囲気に仕上がります。
被写体を斜めに撮影すると、目に飛び込んできた写真は不安定になりがち。
しかし対角線上に被写体がある写真は、動きがあるように見えるため、不思議とテクニックある写真が残せる強みがあります。
◆S字構図について
被写体をS字に描くように合わせて撮影することで「S字構図」になります。
高い場所から、長く続く高架線を撮影する際によく使われているのをご存知ですか?
これは、写真の中で延々と道は続いているという印象を与える効果が。
他にも、草木の背をS字ラインに合わせることで写真に動きが出てきれいにまとまって見えます。
止まっている写真の中で動きを表現できるテクニックがS字構図の良さでしょう。
撮影をする際に、さまざまな構図のルールを知っているかそうでないかでは、写真のできあがりに差が生じます。構図ルールの知識を身につけ、あなたらしい写真撮影に挑戦してくださいね。